ユニコインターナシヨナル株式会社

会社概要

事業内容・特色

【工業コンサルタント】
　当社は、開発途上国の経済開発と工業化支援を専門とする日本初の工業コンサルタント企業として1971年に設立されました。設立当初は、石油化学コンビナートや肥料プラントなどの工業開発案件に関する開発調査、企業化調査、設計･施工･監理のプロジェクト管理コンサルティングサービスなどを主力事業としていました。

【工業開発を中心に業務拡大】
　その後、1980年代半ばから政府開発援助（ODA）で実施された技術協力に積極的な取り組みを開始しました。開発途上国での工業開発マスタープランの策定をはじめ、工業セクターの振興、中小企業振興、産業人材の育成、行政機関の能力強化、公害対策、工業団地整備など、工業開発を中心に幅広い分野に業務を広げていきました。
　こうした実績を背景とし2000年以降、①国際協力機構（JICA）の技術協力を中心した産業開発分野、②円借款案件の案件形成からプロジェクト実施を支援する円借款プロジェクト開発関連サービス、③自己資金による国営企業或いは民間の投資事業への事業化調査から建設段階までのオーナーズコンサルタント業務の3つの分野を活動の軸と位置付けています。

【民間企業の海外進出及びSDGsビジネス支援】
　当社は、JICAの技術協力案件である産業振興、中小企業育成や職業訓練など通じて、人づくり、組織づくりが中心のソフト･コンサルタントとしての多種多様な業務の経験があり、また、外国政府や民間企業が発注する各種インフラ建設のオーナー支援を行うプロジェクト･マネジメント･コンサルタントとしてインフラ建設のフィジビリティ・スタディ（FS）、概念設計、建設管理等の業務実績があります。
　更に加えて、途上国の産業振興、国内外の企業の事業化調査などの知見を活かす形で、現在は、特に建設・建築分野、環境・エネルギー分野などにおいて、現地パートナー企業との情報ネットワークを活用した民間企業の海外進出支援業務及びSDGsビジネス支援事業にも力を注いでいます。
　また、さまざまなエネルギーの低炭素化に向けた取り組みも行っており、特に次世代エネルギーである水素や、低炭素アンモニア製造の事業化調査等「脱炭素」に資する案件開拓を行って参ります。

主要取引先

日本政府機関(JICA)／海外政府機関／国内外民間企業