小倉鉄工株式会社

会社概要

事業内容・特色

・1921年創業以来、自転車部品（主にペダル軸）を中心に製造。戦後、熱間鍛造法からいち早く冷間鍛造法に工法を転換。自転車ペダル軸の冷間加工方法の特許取得。国内シェアの大部分を占める。
　この冷間鍛造技術を他の分野にも応用してきた。被加工材料も鉄鋼だけでなく銅・アルミ・ステンレス等の難加工材も扱えるようになった。最近は、自動車用のひき合いが増加し、上記のような事業構成となっている。
※熱間鍛造は、高温にし、高温のまま型打ちするため、素材の表面に酸化皮膜が出来る。必ず後加工が必要となり、量産が難しい。小さな力で加工出来るため、大型の部品の製造が可能。
※冷間鍛造は、常温で加工するため表面性状の変化が少なく、精度よく、後加工も少なくてすむ。大量生産も可能。ただし、塑性変形させるための加圧力が大きく、大型のものは作りにくい。材料の品質も必要な要素。