株式会社クボ製作所

会社概要

事業内容・特色

【自動運転や省人化ロボット技術の基盤を支えています】

創業は1973年、今年で46年を迎えます。時代とともに求められるものが高度化し、それに応えるため当社も大きく変化し、成長してきました。
以前はカセットテープ式音楽プレーヤーなど、時代を象徴する大手家電メーカーの製品を多く手掛けましたが、現在では精密機械加工と組立技術をベースに、航空機、工作機械や産業用ロボット関連の精密部品が主な製品となります。
異なる複数の製造分野を手掛けることで、景気変動に強い経営体制を整えています。今後はさらに複合材料部門を社員とともに育成中です。

拠点は阿賀野市内に３工場あり、それぞれが異なる事業部門となっています。
本社工場では、大型航空機B777、B787等の内装部品の加工組立、手作業による0.1mm精度の職人・匠な仕事が中心です。
前山工場では、工作機械・ロボットの性能に重要な役割を果たす直動装置を1/1000mm精度で機械加工しています。
久保工場では、新規事業として、耐熱性や耐放射能性などを高めた合成樹脂の開発や、ガラス繊維を用いた3D立体織物の製造を行っています。

　本社工場は航空機向け内装部品の製造部門ですが、航空機は如何に軽くするかが特に重要であり、特殊な軽量素材を多く使用します。そのため軽作業が多く、所属する半数以上が女性と、女性が多く活躍しているのも特徴です。
　前山工場では1/1000mmという目に見えないレベルで作業するため、マシニングセンターやＮＣ旋盤などの精密加工機械による切削加工をし、３次元測定器などの精密な計測機器を用いて検査するなど、技術力が問われる分野となっています。