社員インタビュー
企業の資本政策を支援し、
新たな可能性を引き出す提案が
投資先企業の未来を広げる
これが私の仕事
仕事は、1.投資したい中小企業を探し、その企業と話し合いの上、出資条件をまとめ、投資できるか審査を行い、投資実行まで行う投資業務。2.投資先企業の経営のお手伝いである育成業務の2つです。
投資業務では、年間80~100社程度を訪問し、2~3社に対して投資を実行します。投資に至るまでには、同じ企業に何度も訪問し、社長や後継者の話を伺ったり、工場を視察させて頂いたりします。更に、その企業の顧客や取引金融機関にもヒアリングを実施し、この会社が10年後、20年後、どのようになっているのかを検討した上で、投資を実行します。
育成業務では、一人当たり25~40社程度の投資先を担当し、経営状況を把握し、それぞれに役立ちそうな情報提供を行います。新規事業やM&A、後継者等に関する相談を受けることもあります。
祖父世代の社長から携帯に電話。「君に直接ありがとうと言いたかったから」
入社4年目の出来事です。投資先の1社から、「工場を買収したが、消防署から許可が出ない。『消防法に則り』等と言っているが、分からないので整理して教えて欲しい」との連絡が夕方ありました。日中であれば、弊社の顧問弁護士に電話して、調べてもらう事が可能です。
しかし、顧問弁護士も不在であったので、回答を遅らそうとしたものの「急いでいる!」との話。そこで、不慣れながらも自分で消防法を調べ、当該企業が行わなければならない事を書類に纏め、FAXして帰宅しました。
翌朝、外出先の僕の携帯宛に、自分の祖父と同世代であるその会社の社長から電話があり、「資料ありがとう!直接お礼を言いたかったから、無理言って携帯番号を教えてもらってかけたよ」との事。「評価された!」という喜びを、11年経った今でも覚えています。
中小企業に対して「株主」という立場から長期的な支援を行う唯一の機関
子どもの頃、会社経営をしている父から、「このラーメン屋の日商いくらだと思う」とか、「ラーメン1杯でどの程度の利益があると思う」、「利益増やすにはどうすればいいと思う」といった、経営に係る話を聞いており、それを面白いと感じていました。そして、多くの社長と様々な経営課題に取り組んでいける仕事に就きたいと思うようになりました。
弊社は、中小企業に長期投資を行います。中小企業の「株主」という意味では、弊社とその企業の社長は同じ立場です。そのため、より社長に近い目線から会社を見ることができると感じました。また、短期間ではなく、10年、20年といった長期間で、企業やそれを取り巻く業界環境、社会情勢の変化といった大局をも見ながら支援できる事に魅力を感じました。
総務企画部(2年間)
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業務第二部(東京都の投資・育成担当、3年間)
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アメリカ留学(1年間)
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総務企画部(1年間)
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業務第一部(東京都担当、1年間)
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業務第二部(6年間)
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業務第五部(新潟県担当)
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業務第五部(チームリーダー)