投資育成とは
中堅・中小企業に対する出資と成長支援を行う公的機関です
公的機関の投資ですから安心と信頼があります
東京中小企業投資育成株式会社は、中小企業投資育成株式会社法(昭和38年6月10日法律101号)に基づいて設立された国の政策実施機関です。
自己資本の充実とともに、経営の安定化、企業成長を支援します。
中小企業投資育成 3つの特徴
投資育成は、自己資金で投資を行っているという性格を背景に、投資先企業の自主性を尊重した友好的・安定株主として、長期にわたり中堅・中小企業の皆様の後方支援を行います。
投資先企業に対する経営干渉や役員派遣を行わず、配当を期待する株主として、長期にわたり経営の良き相談相手となります。
投資先社数と投資残高の推移
ふたつの側面からしっかりサポートします
株式などのお引き受けにより、経営権の安定や、経営承継に威力を発揮する「投資」。
豊富な経験と投資先ネットワークを活かし中立的な立場で支援する「育成」。
二つの側面から企業の成長を支援します。
投資(株式・新株予約権付社債)
効果
- ●経営基盤の強化
- ●スムーズな経営承継
- ●資金調達
- ●信用力の向上
育成(企業の成長支援)
メニュー
- ●経営相談
- ●後継者教育
- ●ビジネスマッチング
- ●セミナー・研修
- ●専門相談
- ●株式上場支援
ベンチャーキャピタルとの違い
投資育成とベンチャーキャピタルでは、投資対象や保有方針、期待する収入など、様々な点で異なります。
投資育成 | ベンチャーキャピタル | |
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投資対象 | 安定成長型の中堅・中小企業が中心 | 急成長・上場志向型のベンチャー企業が中心 |
投資資金 | 自己資金で投資 | 機関投資家等からの調達資金をもとにファンドで出資 |
保有方針 | 安定株主として長期保有 | ファンド期限(3~5 年程度)に応じて保有 |
経営への関与 | 経営への自主性を尊重 | 議決権比率により異なる |
出口戦略 | 株式上場は義務付けない | 株式公開 又は M&A(実現できない場合買戻し条項あり) |
期待する収入 | 安定的な配当 | 株式公開やM&A等のキャピタルゲイン |
株価算定方式 | 投資育成会社独自の株価算式 | DCF法等の収益還元方式、売買実例、純資産株価など |
利用ニーズ | 株主構成の是正、安定株主の確保、 経営承継の円滑化、資金調達、財務体質の強化など |
資金調達、財務体質の強化、株式上場支援、人材紹介など |
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